Groonga 10.0.9リリース
Groonga 10.0.9をリリースしました!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
変更内容
主な変更点は以下の通りです。
-
select
limit
に-1
を指定した時のパフォーマンスを改善しました。 -
reference_acquire 新しいオプション
--auto_release_count
を追加しました。 -
Groongaが空の
vector
やuvector
を評価した時の動作を変更しました。- このリリースから、空の
vector
とuvector
はcommand version 3では、false
と評価されます。
- このリリースから、空の
-
ノーマライザー Unicode 13.0 の NFKC(Normalization Form Compatibility Composition)をベースにしたノーマライザー
NormalizerNFKC130
を追加しました。 -
トークンフィルター Unicode 13.0 の NFKC(Normalization Form Compatibility Composition)をベースにしたトークンフィルター
NormalizerNFKC130
を追加しました。 -
select "_score = column - X" のパフォーマンスを改善しました。
-
reference_acquire
--recursive dependent
オプションを指定した時に必要のないインデックスカラムへの参照を取得しないように改善しました。 -
select 順序限定の近傍フレーズ検索をサポートしました。
- 今までの近傍フレーズ検索は、指定したフレーズ間の距離が近いレコードのみを探していました。
-
この機能は、以下の条件を満たすレコードを探します。
- 指定したフレーズ間の距離が近い場合。
- 指定したフレーズが指定した順序で並んでいる場合。
-
Groonga HTTPサーバー Groonga HTTP server が全てのワーカースレッドの完全な終了を待たずに終了していた問題を修正しました。
-
[httpd] バンドルしているnginxのバージョンを1.19.5に更新しました。
さいごに
詳細については、以下のお知らせも参照してください。
それでは、Groongaでガンガン検索してください!