今日は年に1度の記念すべき肉の日(2/9)ですね。
はじめに、利用事例の記事を書いてくれる人募集のお知らせです。
これまでも、groonga.orgにて 利用事例 を紹介してきましたが、それとは別に、 http://gihyo.jp/にgroonga関連の記事を書くという取り組みもはじめようかと検討しています。 まだgroongaを知らない人にもWeb記事を通じて知ってもらいたいというのが動機です。
詳細は groonga普及のための協力のお願い を参照してください。実際に使っているユーザーのみなさんに書いてもらえたらいいなぁと思っています!
groonga 3.0.0リリース
昨年2月9日以来のメジャーアップデートである groonga 3.0.0 をリリースしました!
今回のリリースでメジャーバージョンがあがって3.0.0となっています! メジャーバージョンはあがりましたが、データベースのファイル形式は互換性があるのでデータベースを作りなおす必要はありません。
先月のリリースから間もないので、直接ユーザさんに影響するような大きな変更は入っていませんが、mroongaのリリースに必要な機能が入ったので、mroongaと足並みを揃えて3.0.0をリリースすることにしました!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
前回のメジャーアップデート以降、毎月定期的にリリースを重ねてきました。
毎月のリリースを継続することで、毎月29日はgroonga,mroongaのリリースがあるよ、というのを知ってもらえるようになってきました。
今回のメジャーバージョンアップにあたって2.0.0のリリース以降、どんな変更が入ったのか振り返ってみたいと思います。
- ロゴの一新 (2.0.1)
- Ubuntu 12.04 (Precise Pangolin)サポート (2.0.2)
- 類似文書検索のサポート (2.0.2)
- 管理画面にサジェスト機能用ページを追加 (2.0.2)
- CMakeビルド対応 (2.0.2/2.0.3)
- nginxベースのHTTPサーバーを実験的に追加 (2.0.4)
- 位置情報から距離を計算する組み込み関数(geo_distance)の改善 (2.0.4)
- Travis CI の統合に関するドキュメントを追加 (2.0.4)
- Fedora 17サポート (2.0.5)
- 近傍検索を行う 'column *N "word1 word2 …"' 構文をサポート (2.0.5)
- groonga-httpdの機能強化(パスのカスタマイズや複数DBのサポート) (2.0.5)
- 特定の語句を含まないレコードの検索をサポート (2.0.5)
- groonga-httpdでhttp_rewrite_moduleのサポート
- groonga-httpdでのPOSTによるloadコマンドのサポート (2.0.7)
- サーバーパッケージ構成と使用ポートの見直し (2.0.7)
- min/max関数のサポート (2.0.7)
- クエリ展開のプラグインによるカスタマイズのサポート (2.0.8)
- Ubuntu 12.10 (Quantal Quetzal)をサポート (2.0.8)
- snippet_html()関数の実験的なサポート (2.0.9)
- インデックスを使った指定範囲の高速な検索をサポート (2.0.9)
- インデックスにより関連付けられたテーブル間のネストしたインデックス検索のサポート (2.1.0)
- 正規化プラグインをサポート (2.1.0)
- 複数のquery()のサポート (2.1.2)
- 範囲検索を カラムインデックスによる関連テーブルをまたぐ検索 でもサポート。 (2.1.2)
- Fedora 18のサポート (2.1.2)
ロゴを一新し、リリースをgroongaチーム体制で行うようになりました。 目玉となる各種新規機能追加ももちろんですが、サーバー用途向けに設定済みのパッケージを提供するようになり、導入しやすくなったのもポイントです。
各リリースではユーザさんからの報告をもとにバグ修正や改善を行うことができました。ありがとうございます。 groongaをもっと良くしていくために、これからも宜くおねがいします!
さいごに
2.1.2からの詳細な変更点は 3.0.0リリース 2013/01/29 を確認してください。
それでは、groongaでガンガン検索してください!