Groonga 13.0.0リリース
Groonga 13.0.0をリリースしました!
メジャーバージョンアップです! メジャーバージョンアップですが、互換性は壊れていないので、データベースを再構築することなく13.0.0へアップグレードできます。
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
変更内容
主な変更点は以下の通りです。
改良
-
ノーマライザー Unicode 15.0 の NFKC(Normalization Form Compatibility Composition)をベースにしたノーマライザー NormalizerNFKC150 を新しく追加しました。
-
トークンフィルター Unicode 15.0 の NFKC(Normalization Form Compatibility Composition)をベースにしたトークンフィルター TokenFilterNFKC150 を新しく追加しました。
-
NormalizerNFKC150 NormalizerNFKC に以下の新しいオプションを追加しました。
unify_katakana_gu_small_sounds
unify_katakana_di_sound
unify_katakana_wo_sound
unify_katakana_zu_small_sounds
unify_katakana_du_sound
unify_katakana_trailing_o
unify_katakana_du_small_sounds
-
Oracle Linux Oracle Linux 8と9 向けのパッケージを新しくサポートしました。
既知の問題
-
現在Groongaには、ベクターカラムに対してデータを大量に追加、削除、更新した際にデータが破損することがある問題があります。
-
*<
と*>
は、filter条件の右辺にquery()
を使う時のみ有効です。もし、以下のように指定した場合、*<
と*>
は&&
として機能します。'content @ "Groonga" *< content @ "Mroonga"'
-
GRN_II_CURSOR_SET_MIN_ENABLE
が原因でマッチするはずのレコードを返さないことがあります。
さいごに
詳細については、以下のお知らせ、リリース自慢会も参照してください。
リリース自慢会は、リリースノートを見ながら、Groongaの新機能・バグ修正を開発者が自慢する会です。
毎月リリースされている最新バージョンについて、開発者的に「これ!」という機能や、「ここをがんばった!」ということを紹介しています。 Liveチャットでコメントも受け付けていますので、気になっていることを質問したり、気になっていたあの機能について聞いたりすることも可能です。
それでは、Groongaでガンガン検索してください!