Groonga 8.0.6リリース
肉の日ですね。Groonga 8.0.6をリリースしました!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
変更内容
主な変更点は以下の通りです。
- オプティマイザが組み込みの機能になりました。
- 充分に少ない結果に対して、既定の状態でシーケンシャルサーチを行うようになりました。
loadコマンドにlock_tableオプションを追加しました。
オプティマイザが組み込みの機能になりました
従来プラグインとして提供されていたオプティマイザが、組み込みの機能になりました。
この機能は初期状態で無効化されており、有効化するには環境変数 GRN_EXPR_OPTIMIZE=yes をセットする(または従来通り expression_rewriters プラグインを読み込む)必要があります。
充分に少ない結果に対して、既定の状態でシーケンシャルサーチを行うようになりました
充分に絞り込まれた後の検索結果に対して、シーケンシャルサーチを行うようになりました。 全ての結果のうちの1%で1000レコード未満まで絞り込まれた状態では、通常のインデックス検索よりもシーケンシャルサーチの方が高速です。
この機能は環境変数 GRN_TABLE_SELECT_ENOUGH_FILTERED_RATIO=0.0 をセットする事により無効化できます。
load コマンドに lock_table オプションを追加しました
load --lock_table yesというコマンド列によって、カラムの更新と --each の適用の間、テーブルをロックできるようになりました。
これは load と delete の衝突の防止に役立ちますが、ロード性能を低下させるでしょう。
さいごに
8.0.5からの詳細な変更点は8.0.6リリース 2018-08-29を確認してください。
それでは、Groongaでガンガン検索してください!