Groonga 6.0.0リリース
今日は4年に一度のうるう肉の日ですね!
Groonga 6.0.0をリリースしました!メジャーバージョンアップです!メジャーバージョンアップですが互換性は壊れていないので安心してアップグレードしてください!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
変更内容
主な変更点は以下の通りです。今回のリリースも盛りだくさんです!
- インデックスを使った高速なあいまい検索のサポート
- インデックスを使ったベクターの特定要素に対する範囲・等価検索のサポート
- 壊れたテーブル・カラムも削除できる
object_remove
コマンドの追加(DBの復旧時に役に立つ) - クエリー展開機能を提供する新しいAPI
grn_expr_syntax_expand_query()
を追加(Mroonga/PGroongaでもクエリー展開機能を利用するための布石) - スニペット・ハイライト機能のカスタマイズをサポート
- 既存のカラムへのmemcachedプロトコルでのアクセスをサポート(HTTPでアクセスするよりも高速)
- groonga-httpdがTLSをサポート
今回の新機能の多くは@naoa_yさんが開発しました。「インデックスを使った高速なあいまい検索」もその1つです。@naoa_yさんが解説記事を書いています。Groongaのパトリシアトライを使って高速なあいまい検索を実装した - CreateField Blogです。どうして高速なのかについての説明もあるのでこちらも参照してください。
お知らせ
今月・来月は以下のイベントが予定されています。
- 3/11(金) Groongaで学ぶ全文検索 2016-03-11
興味があるイベントがあればぜひご参加ください!
さいごに
5.1.2からの詳細な変更点は6.0.0リリース 2016-02-29を確認してください。
変更点を確認すると、5.xシリーズのGroongaは着実に成長してきたことがわかります。これまで気になっていたけど触っていなかった人は、ぜひ、このメジャーバージョンアップを期にGroongaを触ってみてください。
それでは、今年もGroongaでガンガン検索してください!