今日は年に1度の記念すべき肉の日(2/9)ですね。
Groonga 4.0.0リリース
昨年2月9日以来のメジャーアップデートである Groonga 4.0.0 をリリースしました!
今回のリリースでメジャーバージョンがあがって4.0.0となっています! メジャーバージョンはあがりましたが、データベースのファイル形式は互換性があるのでデータベースを作りなおす必要はありません。
先月のリリースから間もないので、直接ユーザさんに影響するような大きな変更は入っていませんが、毎月こつこつリリースしてきたぶんがたまっているので、Mroongaと足並みを揃えてどーんと4.0.0をリリースすることにしました!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
前回のメジャーアップデート以降、毎月定期的にリリースを重ねてきました。毎月のリリースを継続することで、毎月29日はGroonga,Mroongaのリリースがあるよ、というのを知ってもらえるようになってきました。
今回のメジャーバージョンアップにあたって3.0.0のリリース以降、どんな変更が入ったのか振り返ってみたいと思います。
- 組み込み型への論理演算子のサポートを強化しました。(3.0.2)
- sub_filter 関数を追加しました。 (3.0.2)
- query() 関数でクエリ展開をサポートしました。 (3.0.2)
- Ubuntu 13.04 Raring Ringtailをサポートしました。 (3.0.3)
- 学習時の重みづけをconfiguration.weightでカスタマイズできるようにしました。 (3.0.3)
- ベクターを "vector[N]" というようにインデックスを指定してアクセスできるようにしました。 (3.0.3)
- Ubuntu 11.10 (Oneiric Ocelot) のサポートをやめました。 (3.0.4)
- tokenize コマンドを追加しました。 (3.0.4)
- Debian 8.0 (jessie)をサポートしました。 (3.0.4)
- html_untag 関数を追加しました。 (3.0.5)
- Fedora 19をサポートしました。 (3.0.6)
- Fedora 18のサポートをやめました。 (3.0.6)
- APIドキュメントを追加しました。 (3.0.7)
- ログ関連のディレクティブをgroonga-httpdでサポートしました。 (3.0.7)
- groonga-httpdでPOSTメソッドでデータをロードできるようにしました。 (3.0.7)
- 参照されているレコードに対して カスケード削除 できるようにしました。 (3.0.8)
- 実験的に ruby_eval コマンドを追加しました。 (3.0.8)
- Ubuntu 13.10 (Saucy Salamander) をサポートしました。 (3.0.9)
- 実験的に ruby_load コマンドを追加しました。 (3.0.9)
- 同じ値のときの更新をスキップするためのオプションをサポートしました。 (3.1.0)
- Debian 6.0 (squeeze)のサポートをやめました。 (3.1.1)
- Ubuntu 10.04 (lucid)のサポートをやめました。 (3.1.1)
- geo_in_rectangle が世界対応しました。 (3.1.1)
- 特定の範囲の値でフィルタするのに使う between 関数を追加しました。(3.1.1)
- Fedora 19のサポートをやめました。 (3.1.1)
- Fedora 20をサポートしました。 (3.1.1)
- GRN_JA_SKIP_SAME_VALUE_PUTをデフォルトで有効にしました。 (3.1.2)
- ロックタイムアウトをカスタマイズできるようにしました。 (3.1.2)
- Ubuntu 13.04 のサポートをやめました。 (4.0.0)
- ノーマライズ前の元の文字列で次の位置を計算するのに使う"check"を表示できるようにしました。 (4.0.0)
各リリースではユーザさんからの報告をもとにバグ修正や改善を行うことができました。ありがとうございます。 Groongaをもっと良くしていくために、これからも宜くおねがいします!
さいごに
3.1.2からの詳細な変更点は 4.0.0リリース 2014/02/29 を確認してください。
それでは、Groongaでガンガン検索してください!