groonga 2.0.2リリース
今日は肉の日ですね。
groonga 2.0.2 がリリースされました!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
今回のリリースの主なトピックは以下の3つです。
- パッケージ署名用の鍵を変更
- 類似文書検索のサポート
- 管理画面にサジェスト機能用ページを追加
パッケージ署名用の鍵を変更
今回のリリースからgroonga開発チームとして継続的にリリースを行うためにgroongaパッケージ署名用の鍵を作成しました。新しい鍵は以下の通りです。
% gpg --list-keys --fingerprint 45499429
pub 1024D/45499429 2012-04-28
Key fingerprint = C97E 4649 A205 1D0C EA1A 73F9 72A7 496B 4549 9429
uid groonga Key (groonga Official Signing Key)
鍵の変更に伴ってパッケージのインストール方法が少し変わっています。詳細は インストール ページを確認してください。
すでにパッケージをインストールしていて、これからアップグレードする場合は以下のように新しい鍵をインポートしてください。
Debian/Ubuntu:
% sudo apt-get update
% sudo apt-get -V -y install groonga-keyring
CentOS/Fedora:
% sudo yum makechace
% sudo yum install --nogpgcheck -y groonga-repository
類似文書検索のサポート
今回のリリースから類似文書検索がサポートされました。
Sennaの頃から類似文書検索はサポートされていて、これまでも内部的には類似文書検索は実装されていたのですが、
select
コマンドで使うことができませんでした。
類似文書検索を使うには select
コマンドの --filter
オプションに
column *S 'TEXT'
という条件を指定してください。この条件は、 column
に格納されている文書が 'TEXT'
に類似しているレコードを検索する、という意味になります
管理画面にサジェスト機能用ページを追加
groongaにはブラウザベースの管理ツールがありますが、その管理ツールで サジェスト機能 を試すことができるようになりました。
現在サポートしているのは、すでにセットアップされたサジェスト用データセットに対する検索のみです。サジェスト用データセットの作成や学習、学習結果の補正などといったことはできません。
さいごに
2.0.1からの詳細な変更点は 2.0.2リリース - 2012/04/29 を確認してください。
それでは、groongaでガンガン検索してください!