Groonga 6.1.2リリース
今年も残りあとわずか、Groonga 6.1.2をリリースしました!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
変更内容
主な変更点は以下の通りです。
コマンドバージョン3の場合に、load結果のレスポンスに追加の情報を返すようになりました。
- ロードされたレコード数を返す機能の追加
--output_ids
を指定するとロードできたIDを返す機能の追加
ロードされたレコード数を返す機能の追加
--command_version 3
が指定されている時に、load結果のレスポンスに {"n_loaded_records": N}
を含めるようになりました。
正常にloadできたかの件数をこれで確認することができるようになっています。
{
"header": {
"return_code": 0,
"start_time": 0.0,
"elapsed_time": 0.0
},
"body": {
"n_loaded_records": 2
}
}
--output_ids
を指定するとロードできたIDを返す機能の追加
--command_version 3
が指定されている時に、--output_ids yes
パラメータが指定されていれば、ロードできたIDを返すようになりました。また、ロードに失敗したデータがどれかもわかるようになりました。
ロードできたIDは以下のようにloaded_ids
として出力されます。
{
"header": {
"return_code": 0,
"start_time": 0.0,
"elapsed_time": 0.0
},
"body": {
"n_loaded_records": 2,
"loaded_ids": [
1,
0,
2
]
}
}
上記のレスポンスに、IDが0のものが含まれていますが、これはロードに失敗したことを意味します。
注意点として、大量のデータをloadする場合に --output_ids yes
を指定するのはあまりおすすめしません。IDの配列を作ってレスポンスに含める処理が必要になるためです。またそれにともないレスポンスのサイズも肥大化します。
どうしてもIDが必要ならloadするデータを分割して実行したほうがよいでしょう。
Groonga Advent Calendar 2016を開催しました
今年もAdvent Calendarの季節ということで、QiitaでGroonga Advent Calendar 2016を開催しました。
Groonga開発チームによるGroongaのあるきかたを皮切りに、いろんな切り口の記事が集まりました。参加してくれたみなさん、ありがとうございました!
Groonga Meatup 2017を開催します
来年の2月9日、肉の日にGroongaのイベントを開催します。 Groonga Meatup 2017会場提供のお願いをしていましたが、株式会社クラウドワークスさんに快く提供してもらえることになりました。
クラウドワークスさんは、Groongaのリリース自慢会を開催したときに会場をお借りした縁のある会社さんです。
当日は18:30開場、19:00から21:00にかけての開催を予定しています。 発表者の募集もそろそろはじめますので、みなさん予定を空けておいてください!
参加申し込み方法など、イベントの詳細情報は追って告知します。
さいごに
6.1.1からの詳細な変更点は6.1.2リリース 2016-12-31を確認してください。
それでは、Groongaでガンガン検索してください!良いお年を!