Groonga 11.0.0リリース
Groonga 11.0.0をリリースしました!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
変更内容
主な変更点は以下の通りです。
- select ネストされたインデックス経由でスカラーカラムとベクターカラムの値を出力できるようになりました。
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ネストされたインデックスとは、以下のような構造です。
table_create Products TABLE_PAT_KEY ShortText table_create Purchases TABLE_NO_KEY column_create Purchases product COLUMN_SCALAR Products column_create Purchases tag COLUMN_SCALAR ShortText column_create Products purchases COLUMN_INDEX Purchases product
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上記の例では、
Products.purchases
カラムはPurchases.product
カラムのインデックスです。また、Purchases.product
カラムは、Products
テーブルへの参照です。
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[Windows] Linux上のMinGWを使ってクロスコンパイルしていたWindows向けパッケージの提供をやめました。
- おそらく、ほとんどの人がこのパッケージを使っていないためです。
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これからは、以下のパッケージを使用してください。
groonga-latest-x86-vs2019-with-vcruntime.zip
groonga-latest-x64-vs2019-with-vcruntime.zip
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既に Microsoft Visual C++ Runtime Library がインストール済みのシステムの場合は、以下のパッケージを使用してください。
groonga-latest-x86-vs2019.zip
groonga-latest-x64-vs2019.zip
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インデックス内のデータを大量に追加、削除、更新した際にインデックスが破損することがある問題を修正しました。
- この問題は、インデックス内のデータを大量に削除しただけでも発生します。ただ、インデックスにデータを追加しただけでは発生しません。
- この問題によって破損したインデックスは、インデックスを再構築することで修復できます。
- この問題は、壊れたインデックスを参照しない限り発覚しません。したがって、既にインデックスが破損しているかもしれません。
- index_column_diff コマンドを使うことで、インデックスが破損しているかどうかを確認できます。
さいごに
詳細については、以下のお知らせも参照してください。
それでは、Groongaでガンガン検索してください!