Groonga 8.0.7リリース
肉の日ですね。Groonga 8.0.7をリリースしました!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
変更内容
主な変更点は以下の通りです。
- トークナイザーのTokenMecabに新しいオプションを追加しました。
- トークナイザーのTokenNgramに新しいオプションを追加しました。
- 複数のディレクトリからのプラグインの検出に対応しました。
トークナイザーのTokenMecabに新しいオプションを追加しました
TokenMecabに以下のオプションが加わりました。
include_class: MeCabのメタ情報のうちclassとsubclassを出力します。include_reading: MeCabのメタ情報のうちreadingを出力します。include_form: MeCabのメタ情報のうちinflected_type、inflected_form、およびbase_formを出力します。use_reading: かな表記の読みがなによる単語の検索を可能にします。 このオプションは表記揺れのかなでの検索に役立ちます。
詳細はリファレンスを併せて参照して下さい。
トークナイザーのTokenNgramに新しいオプションを追加しました
TokenNgramに以下のオプションが加わりました。
unify_alphabet:TokenNgram("unify_alphabet", false)はTokenBigramSplitAlphaと同様に働きます。unify_symbol:TokenNgram("unify_symbol", false)はTokenBigramSplitSymbolと同様に働きます。unify_digit:TokenNgram("unify_digit", false)はTokenBigramSplitDigitと同様に働きます。
詳細はリファレンスを併せて参照して下さい。
複数のディレクトリからのプラグインの検出に対応しました
複数のディレクトリからプラグインを認識するために、新しい環境変数 GRN_PLUGINS_PATH での指定を受け付けるようにしました。
値はディレクトリへのパスのリストで、;区切り(Windows)または:区切り(それ以外のプラットフォーム)です。
GRN_PLUGINS_PATH は既存の GRN_PLUGINS_DIR よりも優先的に認識されます。
この機能は現在の所Windowsでは利用できません。
さいごに
8.0.6からの詳細な変更点は8.0.7リリース 2018-09-29を確認してください。
それでは、Groongaでガンガン検索してください!