Groonga 7.0.3リリース
今日は肉の日ですね!
Groonga 7.0.3をリリースしました!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
変更内容
主な変更点は以下の通りです。
- [select] インデックス名を指定した全文検索 のドキュメントを追加しました
- [実験的] Apache Arrow形式のデータのloadとdumpをサポートしました
[select] インデックス名を指定した全文検索 のドキュメントを追加しました
今回のリリースでは、selectコマンドでインデックス名を指定した全文検索を行うにはどうすればよいかという内容のドキュメントを追加しました。 インデックス名を指定した全文検索というセクションにおいて、チュートリアル形式で指定の仕方を説明しています。
--match_columns
にデータカラムが指定されている場合、Groongaは自動的に関連するインデックスカラムを探します。しかし、どのインデックスカラムが実際に選択されるかは仕様として定義されていません。つまり、もし複数のインデックスカラムが1つのデータカラムに対して作成された場合、事前にどのインデックスカラムが選択されるかはわからないということです。(たいていは最後に作成されたインデックスカラムが選択されるためそれっぽい動きになります。)
明示的に使うインデックスを指定したい場合は、データカラムではなくインデックス名を指定するのがおすすめです。
[実験的] Apache Arrow形式のデータのloadとdumpをサポートしました
今回のリリースではApache Arrow形式のデータのloadとdumpをサポートするためのAPIを追加しました。
まだAPIを追加しただけなので、簡単に使える形では提供できていませんが、将来的にはそのあたりもいい感じに提供できるようになるはずです。
Apache Arrow形式をサポートすると、例えばJSON形式のパースにかかっていたコストを抑えたりできるので、loadやdumpをより高速に行えるようになるはずです。また、データ分析界隈で使われているデータをそのままGroongaへと取り込んで処理したりすることができるようになります。 Groongaの可能性が広がりますね!
さいごに
7.0.2からの詳細な変更点は7.0.3リリース 2017-05-29を確認してください。
それでは、Groongaでガンガン検索してください!