Groonga 9.1.2リリース
Groonga 9.1.2をリリースしました!
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
変更内容
主な変更点は以下の通りです。
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[tools] 指定したテーブルまたはカラムのファイルのみをコピーするスクリプトを追加しました。
- このスクリプトの名前は、copy-related-files.rbです。
- このスクリプトは非常に大きいデータベースから指定したテーブルまたはカラムを抽出したい場合に便利です。
- 特定のテーブルまたはカラムに関連するファイルは、障害の再現に必要なことがあります。
- データベースをまるごと提供するのが難しい場合は、このツールを使って対象のテーブルまたはカラムに関連するファイルを抽出できます。
- このツールは以下のように使います。
copy-related-files.rb \ --destination=db.copy \ --target=column.index \ db
--destination
でコピー先のディレクトリを指定します。--target
でコピーされるテーブルまたは、カラムを指定します。- このオプションを複数指定することで、複数のテーブルまたは、カラムをコピーできます。
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shutdown 全てのスレッドが使われている場合でも、
/d/shutdown?mode=immediate
を即時受け付けるようにしました。- この機能はGroonga HTTPサーバでのみ使えます。
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GRN_ENABLE_REFERENCE_COUNT=yes
とすると、使用していないオブジェクトをすぐに開放するようになります。- この機能は実験的です。パフォーマンスが落ちます。
- 多くのテーブルにまたがるデータをロードする際等にメモリーの使用量を一定量に保つ効果が期待できます。
さいごに
9.1.1からの詳細な変更点は9.1.2リリース 2020-01-29を確認してください。
それでは、Groongaでガンガン検索してください!