BloGroonga

2020-04-29

Groonga 10.0.2リリース

Groonga 10.0.2をリリースしました!

それぞれの環境毎のインストール方法: インストール

変更内容

主な変更点は以下の通りです。

  • time_classify_* 関数が uvector に対応しました。

  • select ゼロコピーで値を参照できないソートキーが混在しているケースでソートのパフォーマンスを改善しました。

  • load 重み付きベクターをJSON文字列としてロードできるようにしました。

  • Data type Float32 型をサポートしました。

  • 以下のAPIを公開しました。

    • grn_obj_unref(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj)
    • grn_get_version_major(void)
    • grn_get_version_minor(void)
    • grn_get_version_micro(void)
    • grn_posting_get_record_id(grn_ctx *ctx, grn_posting *posting)
    • grn_posting_get_section_id(grn_ctx *ctx, grn_posting *posting)
    • grn_posting_get_position(grn_ctx *ctx, grn_posting *posting)
    • grn_posting_get_tf(grn_ctx *ctx, grn_posting *posting)
    • grn_posting_get_weight(grn_ctx *ctx, grn_posting *posting)
    • grn_posting_get_weight_float(grn_ctx *ctx, grn_posting *posting)
    • grn_posting_get_rest(grn_ctx *ctx, grn_posting *posting)

修正

  • 32bit GUN/Linux等でGroongaがクラッシュすることがある問題を修正しました。

  • 関係のないカラムの値をクリアーしてしまう問題を修正しました。

  • dump dump コマンドでレコードをダンプした時にメモリリークする問題を修正しました。

  • select output_columns に無効な値を指定した時にメモリリークする問題を修正しました。

  • snippet 関数を実行する時にメモリリークする問題を修正しました。

  • 以下の条件を満たした時にメモリリークする問題を修正しました。

    • initial ステージで動的カラムを使用した場合。

    • select コマンドの引数 slices を使用した場合。

  • logical_table_remove logical_table_remove でテーブルを削除した際にメモリリークする問題を修正しました。

  • 参照カウントモードを使用した時にメモリリークする問題を修正しました。

  • Apache Arrow形式でデータをロードした際に _key アクセサーを解放しすぎる問題を修正しました。

さいごに

それでは、Groongaでガンガン検索してください!