全文検索エンジンGroonga勉強会@札幌が開催されました!
肉の日にあわせて、 全文検索エンジンGroonga勉強会@札幌 2014/03/29 が開催されました!
開催のきっかけ
草の根Groongaイベントのお誘い というメールが groonga-dev に流れており、それを見た @myokoym さんが地元の札幌でGroongaの導入事例を聞きたいと思ったことが開催のきっかけでした。
開催までの流れ
@myokoymさんは、まずgroonga-devに 札幌でのGroongaイベントについて というメールを投稿しました。すると、たくさんの方々が賛同してくれたので、 札幌市内の公営貸会議室利用法 を参考にしながら会場を確保し、ATNDやTwitter、メーリングリストなどで告知しました。
当日の様子
当日は、 ステッカー や 書籍 、 東京のお菓子 などが片隅に並べられ、和やかな雰囲気で始まりました。途中、プロジェクターが映らなくなるというトラブルがありましたが、プロジェクターを再起動して復旧しました。全体的に、参加者の方々が積極的に協力してくれていたことが印象的でした。主催者の方はとても助かっていたのではないかと思います。(なお、Twitterでの反応は Togetterまとめ でご覧いただけます)
発表について
今回の勉強会では、たくさんの利用事例が発表されました。
- Droongaのはじめかた (クリアコードの須藤さん) ユーザー視点で使いやすくなった Droonga 1.0.1の紹介がありました。DroongaはGroongaを利用しているため、教養としてGroongaを知っておくべきということで、発表時間の多くがGroongaの紹介に充てられていました。これからDroonga(Groonga)をはじめる方々に最適な内容だったのではないでしょうか。
- Mroongaを選んだ理由とちょっと嬉しかった話 (JAWS-UG札幌の照井さん) 突然の日本語全文検索案件に対応するに当たり、いろいろな全文検索エンジンを検討した結果、最終的に Mroonga を採用した経緯を話されました。 CentOS6にMySQL5.6×Mroonga環境を一発で作るChefレシピ も紹介されており、全文検索エンジンの採用を検討している方々に最適な内容だったのではないでしょうか。
- はじめてのGroonga bindingづくり (えにしテックのしだらさん) Go というプログラミング言語でGroongaのバインディングをつくってみようというお話でした。GroongaはC言語で書かれていますが、他の言語のバインディングを作成することで、その言語の特徴を活かしながらGroongaを組み合わせることができます。Goやまだバインディングが作成されていない言語からGroongaを使いたい方々に最適な内容だったのではないでしょうか。
- 地域コミュニティサイトLOHABUU (アンタスの紀國さん) LOHABUU でのGroonga導入事例の紹介です。LOHABUUは、いろいろなサービスの情報を地域やキーワードごとにまとめてリアルタイム表示してくれる地域コミュニティサイトです。Groongaを導入するに当たり、よかったことや苦労したことなどが紹介されました。何年も前から稼働しているサービスなので、実際に生き生きと活用されている場面が見られました。Groongaを使ったサービスの運用を考えている方々に最適な内容だったのではないでしょうか。
他にも、LT枠として3人の方が発表されました。バラエティ豊かな内容で、会場はとても盛り上がっていました。
懇親会
勉強会終了後、 北海しゃぶしゃぶ 北2条店 で懇親会が行われました。感じのよい店員さんばかりで、心ゆくまでラムしゃぶを楽しめました。有志による二次会も 電気羊酒場 JR55ビル店 で開催され、深夜までGroongaについて語り合っていたようでした。
さいごに
今回の勉強会を主催してくださった@myokoymさん、発表してくださったみなさん、参加してくださったみなさん、Twitterなどで広めてくださったみなさん、どうもありがとうございました。 夕べ に比べると規模は小さかったですが、みなさんのおかげでとてもよい会になったと思います。
またどこかで草の根Groongaイベントが開催されるといいですね!