7.3.58. shutdown
#
7.3.58.1. 概要#
shutdown
はGroongaサーバープロセスを終了します。
shutdown
はデフォルトではgraceful shutdownを使います。もし、実行中のコマンドがあるならそれらのコマンドが終了してからGroongaサーバープロセスを終了します。 shutdown
コマンドを実行した後は新しいコマンドを実行されません。
Added in version 6.0.1: shutdown
は mode
パラメーターに immediate
を指定するとimmediate shutdownを使います。たとえ実行中のコマンドがあってもGroongaサーバープロセスをすぐに終了します。
注釈
immediate shutdownを使うにはすべてのリクエストに リクエストID を設定する必要があります。
Added in version 9.1.2: Groonga HTTPサーバーは全てのスレッドが使用中であってもimmediate shutdownを受け付けます。
注釈
この機能はGroonga HTTPサーバでのみ使えます。
7.3.58.2. 構文#
このコマンドの引数は1つで省略できます:
shutdown [mode=graceful]
7.3.58.3. 使い方#
shutdown
はデフォルトではgraceful shutdownを使います。
実行例:
shutdown
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
明示的に mode
パラメーターに graceful
を指定することもできます。
実行例:
shutdown --mode graceful
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
mode
パラメーターに immediate
を指定することでimmediate shutdownを使うことができます。
実行例:
shutdown --mode immediate
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
immediate shutdownはgraceful shutdownする時間がないときに便利です。たとえば、WindowsはWindowsをシャットダウンするときに時間内に終了しないサービスを強制終了します。
7.3.58.4. 引数#
このセクションではこのコマンドのパラメーターを説明します。
7.3.58.4.1. 必須引数#
必須の引数はありません。
7.3.58.4.2. 省略可能引数#
いくつか省略可能な引数があります。
7.3.58.4.2.1. mode
#
シャットダウンのモードを指定します。利用可能なモードは次の通りです。
値 |
説明 |
---|---|
|
実行中のコマンドが終了してから終了します。 これがデフォルトです。 |
|
Added in version 6.0.1: 実行中のコマンドがあってもすぐに終了します。 |
7.3.58.5. 戻り値#
shutdown
はシャットダウンを受け付けたときは以下のようにボディが true
になります。:
[HEADER, true]
shutdown
がシャットダウンを受け付けなかったら HEADER
にエラーの詳細が含まれます。
HEADER
については 出力形式 を参照してください。