7.3.41. object_exist#

7.3.41.1. 概要#

バージョン 5.0.6 で追加.

object_exist は指定した名前のオブジェクトがデータベースに存在するかどうかを返します。

これは軽い操作です。データベース内に名前が存在するかだけをチェックします。ディスクから該当オブジェクトをロードしません。

object_exist はオブジェクトの種類をチェックしません。存在しているオブジェクトはテーブルかもしれませんし、カラムや関数かもしれません。

7.3.41.2. 構文#

このコマンドの引数は1つで必須です:

object_exist name

7.3.41.3. 使い方#

データベース内で指定した名前がすでに使われているかをチェックできます。

実行例:

object_exist Users
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],false]
table_create Users TABLE_HASH_KEY ShortText
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
object_exist Users
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]

object_exist UsersUsers テーブルを作る前は false を返します。

object_exist UsersUsers テーブルを作った後は true を返します。

7.3.41.4. 引数#

このセクションではすべての引数について説明します。

7.3.41.4.1. 必須引数#

必須の引数は1つです。

7.3.41.4.1.1. name#

チェック対象のオブジェクト名を指定してください。

カラムが存在するかどうかをチェックしたいときは、次のように テーブル名.カラム名 という書式を使ってください。

実行例:

table_create Logs TABLE_NO_KEY
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
column_create Logs timestamp COLUMN_SCALAR Time
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
object_exist Logs.timestamp
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]

Logs.timestamp 内の Logs がテーブル名で timestamp がカラム名です。

7.3.41.4.2. 省略可能引数#

省略可能な引数はありません。

7.3.41.5. 戻り値#

データベース内に指定した名前のオブジェクトが存在するときは、このコマンドは以下のようにボディとして true を返します:

[HEADER, true]

そうでない場合は false を返します:

[HEADER, false]

HEADER については 出力形式 を参照してください。