7.3.8. cache_limit#

7.3.8.1. 概要#

cache_limit は最大クエリーキャッシュエントリー数を取得・設定します。クエリーキャッシュを使っているのは select コマンドだけです。

最大クエリーキャッシュエントリー数が100の場合は、最新の100 select コマンドの結果だけキャッシュします。キャッシュを失効するアルゴリズムはLRU(Least Recently Used)です。

7.3.8.2. 構文#

このコマンドの引数は1つで省略できます:

cache_limit [max=null]

7.3.8.3. 使い方#

引数なしで cache_limit を実行すると現在の最大キャッシュエントリー数を取得できます。

実行例:

cache_limit
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],100]

max 引数つきで cache_limit を実行すると最大キャッシュエントリー数を設定できます。

次の例は最大キャッシュエントリー数を 10 に設定する例です。

実行例:

cache_limit 10
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],100]
cache_limit
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],10]

max 引数を使うと、指定した値に設定される前の最大キャッシュエントリー数が戻り値になります。

7.3.8.4. 引数#

このセクションではすべての引数について説明します。

7.3.8.4.1. max#

数値で最大クエリーキャッシュエントリー数を指定します。

max 引数が指定されていない場合は、現在の最大クエリーキャッシュエントリー数は変わりません。 cache_limit は単に現在の最大クエリーキャッシュエントリー数を返します。

7.3.8.5. 戻り値#

cache_limit は現在の最大クエリーキャッシュエントリー数を返します:

[HEADER, N_ENTRIES]

HEADER

HEADER については 出力形式 を参照してください。

N_ENTRIES

N_ENTRIES は現在の最大クエリーキャッシュエントリー数です。これは数値です。

7.3.8.6. 参考#