7.3.16. config_delete#

7.3.16.1. 概要#

Added in version 5.1.2.

config_delete コマンドは指定した設定項目を削除します。

7.3.16.2. 構文#

このコマンドの引数は1つで必須です:

config_delete key

7.3.16.3. 使い方#

以下は alias.column 設定項目を削除する例です。

実行例:

config_set alias.column Aliases.real_name
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
config_get alias.column
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],"Aliases.real_name"]
config_delete alias.column
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
config_get alias.column
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],""]

以下は存在しない設定項目を削除する例です。

実行例:

config_delete nonexistent
# [
#   [
#     -22,
#     1337566253.89858,
#     0.000355720520019531,
#     "[config][delete] failed to delete: <nonexistent>",
#     [
#       [
#         "grn_config_delete",
#         "lib/config.c",
#         2929
#       ]
#     ]
#   ],
#   false
# ]

config_delete は存在しない設定項目を削除しようとするとエラーを返します。

7.3.16.4. 引数#

このセクションではすべての引数について説明します。

7.3.16.4.1. 必須引数#

必須の引数は1つです。

7.3.16.4.1.1. key#

対象設定項目のキーを指定します。

最大キーサイズは4KiBです。

キーには空文字列を使うことはできません。

7.3.16.4.2. 省略可能引数#

省略可能な引数はありません。

7.3.16.5. 戻り値#

config_delete コマンドは設定項目の削除に成功したかどうかを返します。:

[HEADER, SUCCEEDED_OR_NOT]

7.3.16.5.2. SUCCEEDED_OR_NOT#

コマンドの実行が成功するとtrueを返します。失敗するとエラーとしてfalseを返します。

7.3.16.6. 参考#