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7.17.2. 前方一致RK検索¶

7.17.2.1. 概要¶

Groongaは前方一致RK検索をサポートしています。RKはローマ字(Romaji)と仮名(Kana、読み)を意味しています。前方一致RK検索はカタカナで登録されているテキストをローマ字、ひらがな、カタカナで指定したクエリーで検索します。ヒットしたテキストは検索したクエリーで始まっています。

前方一致RK検索は日本語テキストを補完するときに便利です。なぜなら、コンピューター上で日本語を入力するときはローマ字を使うことが多いからです。詳細は Wikipediaの日本語入力システム を参照してください。

ユーザーがローマ字で日本語テキストを検索することができると、ユーザーは自分でローマ字をひらがな、カタカナ、漢字に変換する必要がなくなります。たとえば、「日本」の読みとして「ニホン」を登録しておけば、「ni」でも「に」でも「二」でも「日本」を探すことができます。

この機能は便利です。なぜならユーザーの操作が減るからです。

この機能は 補完 でも使われています。

prefix_rk_search を使えば、この機能を filter で使うことができます。

7.17.2.2. 使い方¶

前方一致RK検索を使うには TABLE_PAT_KEY テーブルが必要です。

読みをカタカナで TABLE_PAT_KEY のキーとして登録する必要があります。

実行例:

table_create Readings TABLE_PAT_KEY ShortText --normalizer NormalizerAuto
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], true]
load --table Readings
[
{"_key": "ニホン"},
{"_key": "ニッポン"},
{"_key": "ローマジ"}
]
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], 3]

クエリーに ni を指定して前方一致RK検索をすると、 Readings テーブルから ニホン と ニッポン を見つけることができます。

クエリーに r を指定して前方一致RK検索をすると、 Readings テーブルから ローマジ を見つけることができます。

7.17.2.3. ローマ字から読みへの変換¶

前方一致RK検索はJIS X 4063:2000をベースにしています。

この使用はすでに廃止されています。JIS X 4063:2000については Wikipediaのローマ字入力 を参照してください。

通常、期待した通りの変換結果を得ることができます。

7.17.2.4. 参考¶

  • 補完

  • prefix_rk_search

目次

  • 7.17.2. 前方一致RK検索
    • 7.17.2.1. 概要
    • 7.17.2.2. 使い方
    • 7.17.2.3. ローマ字から読みへの変換
    • 7.17.2.4. 参考

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