2.1. Windows¶
このセクションではWindows上でGroongaをインストールする方法を説明します。Groongaをインストールするにはzipパッケージを展開する方法があります。
32-bit用と64-bit用のパッケージを配布していますが、サーバ用途には64-bitパッケージを利用することをオススメします。32-bit用パッケージはテスト用か開発用にだけ使って下さい。32-bit用パッケージを使った場合は、中程度のサイズのデータでもメモリ不足エラーになることがあります。
2.1.1. zip¶
32-bit環境の場合は、x86のzipアーカイブをpackages.groonga.orgからダウンロードしてください。
Microsoft Visual C++ ランタイムライブラリーが不要な場合は、以下のURLからダウンロードしてください。
その後、アーカイブを展開します。
64-bit環境の場合は、x64のzipアーカイブをpackages.groonga.orgからダウンロードしてください。
Microsoft Visual C++ ランタイムライブラリーが不要な場合は、以下のURLからダウンロードしてください。
その後、アーカイブを展開します。
bin
フォルダーに groonga 実行ファイル があるのでそれを起動してください。
2.1.2. ソースからビルド¶
まずWindows上でGroongaをビルドするために必須のツールをインストールします。以下が必須のツールです。
zipアーカイブをpackages.groonga.orgからダウンロードしてください。
その後、アーカイブを展開します。
Groongaのソースフォルダへと移動します:
> cd c:\Users\%USERNAME%\Downloads\groonga-11.0.0
cmake
でビルドオプションを設定します。以下のコマンドラインは64-bit用のGroongaをビルドするためのものです。32-bit用のGroongaをビルドする場合は代わりに -G "Visual Studio 12 2013"
パラメーターを指定してください:
groonga-11.0.0> cmake . -G "Visual Studio 12 2013 Win64" -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=C:\Groonga
ビルド:
groonga-11.0.0> cmake --build . --config Release
インストール:
groonga-11.0.0> cmake --build . --config Release --target Install
以上の手順で groonga 実行ファイル が c:\Groonga\bin\groonga.exe
にインストールされます。